【SEKAI NO OWARI】セカオワの楽曲には引き込まれる世界観がある
皆さん SEKAI NO OWARI という4人組バンドはご存じですか?
まず、バンド名だけでもとても印象的で興味をそそられますよね
このバンド名にも深い意味が込められているのをご存じでしょうか?
また、数々の楽曲の中にもいろいろ考えさせられる歌詞がありとても素晴らしい世界観を持ったバンドです
バンド名の由来は?
リーダーであるFukaseさんは「ADHDなどの障害による困難な生活」や「閉鎖病棟への入院」など様々な辛い経験をし、「もう世界の終わりだ」と思った中で残された物が現在のメンバーと音楽でした。
そんなFukaseさんは、もう一度「世界の終わりから始めよう」と思い現在に至ります
一見すると暗いイメージのある名前ですが、こんなにポジティブな意味が込められています。
ファンタジーな世界観
セカオワの楽曲にはとてもファンタジーな世界観を感じる物が多いです
簡単に言えば幻想的で人間と自然の共存や、生物の生と死を綺麗に表現してるように感じます。
今までにはない独特な世界観にとても引き込まれます
また、人間が生きていく上での大切な事や恋愛、悩み、困難といった私生活を自然や生物に置き換えたりすることでよりファンタジー感が出ています
考えさせられる歌詞
様々な楽曲の中でも色々考えさせられる歌詞も特徴的です
いくつか紹介したいと思います。
Dragon Night
この曲は「ドラゲナイ」というサビのドラゴンナイトをもじったワードで流行りました
この歌にも意味が込められているそうで、1914年の12月24日に「クリスマス休戦」
というものがあり、これはドイツ軍とイギリス軍が一時停戦をしたという出来事です
ここから「味方でも敵でも笑いあう時があってもいいじゃないか」「よく考えればそんなに争う事ではないかも知れないじゃないか」という思いから制作されたそうです
”人はそれぞれ「正義」があって 争い合うのは仕方ないのかもしれない
だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があると思うんだ”
この歌詞からは、人それぞれ思う事や意見はあるが、自分の意見を押し付けたり力で解決するのではなく話し合おう そうすれば分かり合えるはず
という意味が込められているような気がします
虹色の戦争
この歌は、虫や花の気持ちになって書かれている歌です
普段、人間が良かれと思ってしていることや花や虫に対する人間の行動を綺麗に表現しています。
虫や花にも命があり、一つの命として捉えとても考えさせられる歌です
虫や花は言葉は話せないが、いったい何を望んでいるのだろう?
とても感慨深いです
”「虹色の戦争」とは世界中が知っていて
世界中が参加している戦争である”
世界中の人は虫や花に命があるのは知っていますが、嫌いという理由や邪魔という人間の勝手な理由で処理されていますよね
これを戦争という言葉にし、虫や花にとっては戦争のようだと捉えているように思います。
一つの大事な命という事を忘れずに生きたいですね。
RPG
この歌もとても有名ですね
人生はまるでRPGのようだと表現しています
RPGゲームには必ず目的がありますよね?
進んでいくうちに仲間も増えてきます。この歌はそれを人生に置き換えて強く生きようというメッセージが込められているように思います。
”「世間」という悪魔に惑わされないで
自分だけが決めた「答」を思い出して”
世間の目を気にして自分の思いや行動を隠す必要はない
自分が決めたものに全力で挑もう!
そうすればきっと大切なものに出会える
こういうメッセージがくみ取れますね
セカオワだから作れた楽曲
これらの歌詞はセカオワだから作れたものだと思います
また、この世界観も含めFukaseさんだからここまで魅力的な世界観になったと思いますし、様々な経験をしてきたところから優しい表現をできるのかなと思います
セカオワの歌にはとても元気を貰えますし、歌声も包んでくれるような優しさを感じます
今後の楽曲もとても楽しみです